需要があるのか分かりませんが、EDHのデッキをとりあえず組んでみたいけれどどんなカードがいいのかわからない、と言う人のために財布にやさしいオススメカードの紹介をしてみようと思います。今回は白のカード(続くか分かりませんがw)。

《神聖なる埋葬》:全体除去です。しかも墓地に送るのではなく、ライブラリーボトムに送ります。EDHでは統率者が墓地に落ちたり追放されたりすると、かわりに「統率者領域」に移動させることができますが、ライブラリーの中に移動するのは置換してくれません。つまり何度も戻ってくるうざったい彼らをサーチされない限り永久除去できるのです。似たようなカードに《終末》がありますが、スタンダードのカードで値が張ると思うのでこちらをオススメします。

《糾弾》《払拭の一撃》《奉納》:これらも生物をライブラリーの中に放り込む類のカードですね。《糾弾》は軽いですが攻撃クリーチャーしか対象に取れない、《払拭の一撃》はエンチャントやアーティファクトも対象に取れますが奇跡しないと重い、《奉納》は安定しているんですがカードアドバンテージを失うなどそれぞれ一長一短があります。

《生き残りの隠し場所》:ライフゲインが重要なのではありません。こいつは貴重な貴重な白いドローなんです。ドローの条件も対戦相手のうちの誰かよりライフが多ければよく、比較的達成しやすいのも良いですね。

《太陽のタイタン》:スタンダードなどではあんまり使われずに退場してしまいましたが、EDHでの使い勝手はタイタンサイクルの中で恐らくトップです(緑は禁止だし)。《起源の呪文爆弾》や《ファイレクシアの炉》などを毎ターン使い、手札を増やしながら攻撃とかすると最高に楽しいと思います。

《セラの高位僧》《光輝王の昇天》:最序盤に出してあげましょう。本当に仲のいい友達なら許してくれますw カジュアル環境だとかなりのクソゲー生成装置(特に《光輝王の昇天》!)です。

《白の太陽の頂点》:インスタントタイミングでトークンを大量展開できます。EDHは長期戦になることも多いのでマナコストもあまり気にならず、お手軽フィニッシャーになりえます。

《解呪》《塵への帰結》《塩撃破》:エンチャントやアーティファクトの除去もなかなかに重要です。デッキに5枚くらいほしいかな?《解呪》は《帰化》と性能はまったく同じなのですが、白のエンチャントとアーティファクト両方に触れる呪文はソーサリーが多いので相対的に評価は高いです。《塵への帰結》は対象を墓地に落とさない点、《塩撃破》は土地に対処できる点がポイント高いです。もっとも、後者に関しては《幽霊街》《地盤の際》などの安い土地でも対処できるのでそちらを優先してもいいと思います。

《忘却の輪》《信仰の足枷》:《忘却の輪》は言わずと知れた万能除去。プレインズウォーカーですら地平の彼方に放り込む強さはEDHでもかわりません。《信仰の足枷》も《拘引》の亜種とあなどるなかれ、こいつは「エンチャント(パーマネント)」なんです。故に、けったいなアーティファクトやプレインズウォーカーにも対処でき、なかなか便利です。


さて、かなりの枚数を紹介してしまいました。これには私自身が白が好きということもありますが、白という色そのものがかなり器用貧乏だという背景があります。そのため、多色のデッキであれば、相方の色が苦手とする部分を補う形で白のカードを採用するのがいいのではないかと思います。

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